蕎麦打ちで使われるもので軽視されがちなのが打ち粉です。この打ち粉の使い方で蕎麦自体の仕上がりが違います。一番の違いは水分量かもしれません。蕎麦を打つときに水分の量はみんなが神経質になるところかもしれません。ある蕎麦打ち名人などは最後の一滴を入れる入れないで味が違うとまで言っています。その水分の調整がうまくいっても打ち粉の使い方を間違えると水分の微調整も意味がなくなってしまいます。打ち粉が水分を吸ってしまうからです。たくさん使うとその分水分が奪われてしまいます。少なすぎると生地がくっついてしまいます。打ち粉が奪う水分の量まで気にして計算して打ち上げる蕎麦が一番の仕上がりになると思います。